ツライつわりはいつまで続く?5つの種類別対処法
妊娠してから迎える最初の関門は「つわり」ではないでしょうか。つわりの有る無し、軽い重いは人それぞれですが、一般的につわりがいつまで続くのか、そのつわりの乗り切り方を私の経験談を交えつつ書いていこうと思います。今、つわりと格闘中の方は、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
1 つわりってどういうもの?
(1)症状
①吐きつわり
定番のとにかくツライつわりです。四六時中吐き気に見舞われるもので、症状が重く水分すら取れない場合は入院になることもあります。私は、入院とまではいきませんでしたが、毎日朝から晩までずーーーっと吐いていました。。。ちなみに起きたては毎朝胆汁を吐いていました。
「もう絶対お酒なんて飲まない!(´;ω;`)ムゥ」
と思うほどひどい二日酔いのようでもありましたね。
おかげさまで、お酒もすんなりやめれました。
②食べつわり
食べつわりは、吐きつわりと違って、空腹のときに気持ち悪くなるつわりです。空腹状態になると吐き気などをもよおすので、常に何か食べていないと気持ち悪い人もいます。食べつわりの場合は、体重の増加に気を付けなくてはいけません。妊娠初期はほとんど体重の増加が無い時期ですので、初期に体重を増やしてしまうと、後々の体重コントロールが大変になってしまいます。
③眠りつわり
とにかく眠いつわりです。眠りつわりは、前述のつわりと違い吐き気等は無いものの、眠けがひどく、程度によっては、いきなり気を失ってしまう人もいるそうです。眠りつわりの場合は、車の運転や注意が必要な作業などは避けるようにしましょう。とても危険です。
④匂いつわり
匂いに敏感になるつわりです。人によって、反応する匂いは異なりますが、特定の匂いをかぐことによって、ひどい吐き気に襲われます。よく言われるのは、白米が炊ける匂いや、香水の匂いがダメになる人が多いと言いますよね。私は、もともと「No 白米 No Life」だったのですが(笑)匂いこそ大丈夫でしたが、食べることはできませんでしたね(;^_^A
⑤よだれつわり
これは、あまり浸透していないつわりかもしれません。よだれつわりは、よだれの出る量がいつもより過剰になり、多い人ではちょこちょこ吐きださないといけない人もいます。
(2)原因(通説)
そもそもつわりとはなぜなるのでしょうか。
①お母さんの体が拒絶反応を起こしている
女性が妊娠するということは自然なことですが、妊娠初期は体の中に異物が入ったとみなされて、アレルギー反応のようにつわり症状が出るという説があります。
②自律神経が乱れる
妊娠することにより、女性の体の中はめまぐるしく変化していきます。その変化についていけず、自律神経が乱れるからではないかと言われています。
③ホルモンバランスの変化
妊娠によってホルモンバランスも急激に変わります。そのホルモンバランスの変化によってつわりが起こるとも言われています。
2 つわり別対処法
(1)吐きつわり
吐きつわりの場合は、とにかく食べれるときに食べたいもの・食べれるものを食べましょう。食べるのがツライ場合は、水分だけでもいいので取りましょう。一番危険なのは脱水症状です。妊娠初期の赤ちゃんは、嘔吐がひどくてもお母さんの体がもともと持っている栄養から自分の栄養を補います。なので、無理に余分な栄養をとらなくても問題ありません。
(2)食べつわり
空腹の時間がないように、食事を小分けにしましょう。毎回普通の量の食事をとってしまうと体重管理が大変になってしまいます。仕事中などで、飴玉を舐めたりできる環境であれば、飴玉もいいですね。
(3)眠りつわり
眠い時は、とにかく寝ましょう。仕事中はそんなわけにはいかない!という場合は、ちょっとストレッチをしてみたり、仕事に関する雑談をしてみたりしてみましょう。私自身、少し眠りつわりもありましたが、トイレに行くついでにしれっと数分仮眠をしていました(笑)
(4)匂いつわり
自分が苦手な匂いのもとには近づかないことです。それが難しい場合などは、マスクやハンカチなどで紛らわせましょう。満員電車内での、香水がキツイ人とか私はしんどかったですね。本人はいい匂いだと思っているんでしょうが…(笑)
(5)よだれつわり
その辺にペッペッと吐くわけにはいきませんよね。常時、ティッシュなどを持っておくか、カラのペットボトルにカバーをかけたものを持ち歩けば、そのなかに吐き出すことも可能です。
3 つわりはいつまで続く?
つわりがヒドイと気になるのがいつまで続くのかということですよね。
(1)妊娠7週~12週くらいまで
基本的には、おおよそ妊娠7週~12週あたりまでと言われています。私は、7週のはじめに眠けがあったくらいで「うっそー♪私つわり余裕じゃん♡」なんて思っていたら、7週5日あたりからひどいつわりに悩まされるようになりました。つわりの始まり時期は早い人も居れば遅い人もいるので人それぞれのようです。
(2)つわりの無い人も
妊娠する=つわりがもれなくついてくると思ってしまいますが、実はつわりと無縁な人も存在するのです!それぞれ個人の何かのバランスの違い何でしょうね…。遺伝と言う話もちらほら…(根拠はありません)。
(3)つわりがずっと続く人も
つわりが一定期間で終わるのが通例ですが、中にはつわりが無い人の反対で、つわりが出産までずーっと続く人も居ます。こればっかりはどうしようもないので、自分なりにうまく付き合っていくしかありません。ご家族の協力が必要不可欠ですね!
4 つわりが急に楽になった場合
(1)つわりが急に楽になったら危険?
どんなにツライつわりでも、あまりに早くつわりが楽になると少し心配になりますよね。赤ちゃんに何かあったかな…。変わりないかな…。私も、毎日嘔吐に悩んでいましたが、とある日とても快調でとても元気な日がありました。
嬉しい反面、急に不安になり、Google先生に質問しまくりました(笑)結果その日の午後からいつも通り体調は悪くなり、いつも通りでした。。。
つわりが急に楽になった場合でも、耐えきれないほどの腹痛や出血が無ければあまり心配することはありません。どうしても不安な場合は、かかりつけの婦人科へ電話をしてみましょう。
(2)つわり=赤ちゃんが元気な証拠ではない
つわりは赤ちゃんが元気な証拠とよく言いますが、実は関係ないとも言われています。つわりが元気な証拠であれば、つわりの無い人は赤ちゃんが元気でないことになってしまいますよね。つわりがツライ人への励ましの言葉から生まれたものかもしれません。私も「赤ちゃんが元気な証拠♪」と言い聞かせて乗り切ったタイプです。
(私は医療従事者ではないので、エビデンスはありません。参考程度にお考えください。)
5 吐きつわりだった私が食べれたもの
吐きつわりだった私がつわりピーク時に食べれたものを紹介します。
完全に個人差がありますが(笑)
全体的に、噛むと果汁や出汁などの水分がジュワッと出てくるものが食べれましたね。
水分を奪われる食べ物は、完全にNGでした。
(1)フルーツ
とにかく果汁たっぷりな果物を食べまくっていました。普通のご飯が食べれなかったので、ご飯の代わりと思えば…と思い、デザートの値段で考えると高いフルーツも「ほら、私にとってはこれが定食みたいなもんだし…」と言い訳をしては、少しお高くても手を出していました(笑)
①いちご ※葉酸がたくさん含まれているのでおすすめです^^
②みかん
③グリーンキウイ、ゴールドキウイ
④スイカ
⑤りんご
⑥ぶどう
(2)野菜
①レタス
②きゅうり
③トマト
④ブロッコリー ←葉酸たっぷりなのでオススメです☆
(3)おでん
①大根
②じゃがいも(意外と食べれました。笑)
③ちくわ
つわり中は、これらをちょっとずつ食べて、調子が悪ければすぐ全部吐いちゃうし、大丈夫そうであれば「気持ち悪さに気づかなければ吐かない!」と思ってすぐ横になって胃に留めたまま寝てみたり。なんだかんだで、乗り切りました(^o^)/
6 まとめ
つわりの真っ最中は、もうこんなの経験したくない。
2人目3人目を夢見てたけど、こりゃ無理かな…。
なんなら、おチビを世話しながらこのつわりと闘うとか…
えっ、(ヾノ・∀・`)ムリムリ。全然ムリ。
と思っていましたが…。
つわりが過ぎたら、すっかり辛さを忘れてしまいました。
人って思ったより単純なのかもしれません。
(…私だけかもしれません(笑))
ぜひ、参考になればと思います。